伊万里焼
佐賀県に旅行に行くなら伊万里焼は観光地としてオススメです。
食器好きな人ならなおさら外せない場所でしょう。
伊万里焼の中でも、『大河内山』と言う地域がオススメです。
私も4回の佐賀旅行で毎回足を運んでいます。
それだけ魅力的です。
お勧めするポイントは3つ!
1つ目は窯元が複数集まっている地域だからです。
それぞれのお店で、独自の作品や雰囲気を味わえます。
この様に徒歩圏内で、お店が複数集まっている場所は岡山の備前焼を思い出します。
2つ目は、山奥にあるので景色が素晴らしいことです。
細長い岩山などを含め、まるで中国の深山の景色のように見えます。
駐車場を降りて、窯元を巡る道路も石畳なので尚更です。
駐車して歩いて行け、各窯元で色合いが違うので旅行気分が存分に味わえる
ちなみに駐車場がある場所の販売所(伊万里鍋島焼会館『焼物と喫茶』)に、その地域の作品が揃えて販売しています。
そこで気に入った作品があったなら、その作品の窯元に直接行くともっと多くの作品と出会えます。
ちなみに伊万里焼は磁器なので、壊れにくいのが特徴です。
3つ目のポイントは、デザインセンスの良い(私見ですが)窯元があるからです。
そのオススメ窯元を、我が家が持っている食器の多さの順で紹介していきます。
第1位は青山窯
理由は、モダン・現代的で、センスがいい!
黒白を基調としたデザインが多く、我が家で最も多くあり、最も使用している食器です。
青山窯はネット販売(→伊万里鍋島焼窯元「青山窯」Online store (shop-pro.jp))をしていますが、やはり直接出向いて、直に作品を見る事をお勧めします。
同じ作品でも、複数出して頂き選べるからです
ちなみに同じ場所で2か所に分かれています。
坂の上の方に位置する方は、値段が高めの高級志向の作品です。
坂の下の方に位置するお店は、手ごろな値段で良質な日常使いの作品が販売されています。
我が家は、どちらの作品も購入して使っています。
特に黒色の作品に料理を載せると、料理が1段階も2段階も美味しく見えます。
第2位 青木陶房
5分位歩きで登っていくので、夏場に汗をかくのを避けたい方は、車で近場まで行くのをお勧めします。
きれいな青色の伊万里焼を作っている窯元さん(→青磁や | 青木陶房 (aokitobo.com))です。
値段が高めですが、青色の涼しげな作品(氷河をイメージし、半艶消しの調合釉を施した『氷青磁』HPより抜粋)を求められる方には是非に行ってほしい窯元です。
ここでも丁寧に接客をして下さって、購入する作品を複数見せてもらえ、選び買いがあります。
我が家でも小鉢を購入して使用しています。
第3位 虎仙窯大川内山ギャラリー
万人受けするが並んでおり、ここも青色がきれいで、どちらかというと緑に近い青色の作品です。
(→伊万里焼・鍋島焼 大川内山虎仙窯ギャラリーのご紹介> 虎仙窯|青磁|白磁|色鍋島 (imari-kosengama.com))
女性作家の青木妙子さんが作られておられ、身近な花をモチーフとして、古風でやわらかな作風を表現している作品だそうです(HPより引用)。
良い器だと料理が美味しく感じる
窯元での食器の購入は2度楽しめます!
買う時に選ぶ楽しさ。
同じ作品でも複数出してくれて、微妙に違いを見て選んで買う。
悩んで選んだ分、思い出にもなります。
また、素人では分かりづらい微妙な失敗作品を安値で買える時もあります。
購入した後、料理を盛り付けると美味しく感じられ、幸せ感が倍増!
で、何度もそれを味わえる!
最後に
妻・オキネさんから学びましたが、食器単品で見るのではなく、料理を載せた時を考えて食器を購入すると良いです。
私はきれいな白のお茶碗が気に入ったのでそれを購入しました。
しかし、オキネさんは白茶碗の対のデザインにあたる黒の茶碗を購入しました。
お米は黒色が映えていたので、その後少し後悔した経験があります(笑)
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