授業がうまくいかない例
学生が集中しない、
授業を聞かない、
最初は聞いているがすぐに集中力が無くなる、
遊びだす、
理解していない雰囲気を感じる、
授業の進行速度が遅い、
上記の内容で教え方に悩んだことは無いでしょうか?
私の過去
私も20年以上、上記の悩みを体験してきました。
35歳になった頃いつの間にか、教え方の様々な悩みが少しずつ解決できるようになりました。
教え方の悩みや問題が出てきても担当する授業が大きく変わっても、解決できるようになった。
謎解きみたいに解決するのが楽しくなってきました。大分遅咲きかもしれませんが(笑)
私の基本方針
そこで私が授業で一番大切にしている事、基本方針は『士気を上げる』。
言い換えれば、教える対象者に興味を持たせるまたは興味を失わせない事です。
(高校生の頃から、銀河英雄伝説というアニメが好きなので『士気を上げる』という言葉を使ってしまいます(笑)。)
なぜ『興味を持たせる』事から入るのか?それは知識の吸収率が違うからです。
例えれば、容器のふたが塞がっているのが、興味を持っていないまたは理解していない事に当てはまります。
容器のふたが空いていれば、初めて知識という水を容器に入れることが出来ます。
なので、ふたが閉まっている、興味を持っていない状態で幾ら言葉を発しても相手には届きません。
最初に、学生の容器のふたを開け、興味を持たせることから入ります。
具体例
興味を持たせる為の具体例はいくつかありますので、今回はよく使う方法を載せたいと思います。
『手を動かせる』と『小さな成功体験』をさせる事です。
『手を動かせる』とは、何かを筆記させることで身体を動かしている事で、まず眠らなくなる事と脳が覚醒することを狙っています。
注意してほしいことは、ずっと書き続ける行為を長時間続けると、写すことが目的になり、知識の理解と吸収が低下する事です。
なので、私は写す時間はあとで作るので、まず説明を聞くことに集中するように言います。
その事を提示することで、学生も授業の構成を理解し、説明の理解と写す事それぞれに集中できます。
つぎに『小さな成功体験』です。
学生というより、人は成功を体験するとその内容が好きになります。
なので、学科の授業でよくやることは、小刻みに小テストを実施します。
- 基本となる授業を短く説明する(例5~15分ほど)
- 内容を写させる
- 少し内容を変えた問題を提出し、学生に解かせる
- 解答し、質問の受付する
を基本構成にしています。
その後は、次のレベルで同じことを繰り返すのか、レベルアップ問題を提示するのかはその時々で変えています。
効果
授業の内容を長く説明するより、小刻みで説明すると、内容がコンパクトになります。
すると説明が飲み込みやすくなり、理解する学生の数が増えます。
理解する学生の数が増えると、お互いに教えあったりしてクラスの雰囲気も良くなります。
クラスの雰囲気が良くなると、さぼろうとしている学生も焦って授業に取り組むようになるケースも出てきます。
最後に
これからも、ブログに自分が実践してきた方法などを載せていきたいと思いますので、教える人の役に立てれば嬉しいです。
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