マイホームを建てる時に後悔しない窓の位置とは

『1から学ぶ建築教室』

窓の位置の失敗例

マイホームを建てた時に後悔するポイントの一つで窓の位置があります。

道路に面した窓でずっとカーテンや雨戸を閉めている窓がそれにあたります。

ずっとカーテンを閉めていると、せっかくのマイホームに閉塞感が出てきます。

ではなぜその様にカーテンを閉めているのか?

それは家の人が、通行人の視線が気になるからです。

通行人に部屋の中を見られたくないからです。

当たり前の理由です。

ではなぜその様な窓を作ってしまったのか?

それは図面で、自分の敷地内しか見ていないからです。

設計者もお客(施主)もです。

建てたマイホームの中にしか視点がない場合にその様な失敗事例が起こります。

人の視線は毒であると考える

私は設計の授業で学生に、『人の視線は毒だと思って下さい』と教えています。

道路を通る通行人に視線です。

通行人の視線が窓から家に入らないようにしないといけません。

ただし庭等にいる家族の視線は違います。

なので、家の間取りを考え窓の位置を決める時、2つのポイントを注意させます。

1つは先ほどの通行人の視線の方向

もう1つは窓の位置種類です。

他人の視線

通行人と言いましたが、別の意味では他人の視線です。

他人の視線の種類は下記になります。

・隣人の庭からの視線

・隣人の窓からの視線

通行人(人、車)の視線

玄関までくる来客の視線

近くにあるマンションの住人からの視線

上記の視線を考え、窓の位置や種類を考えます。

だれでも他人から無謀でいる家の中の自分を見られたくないものです。

例外としては肉眼で見えない遠い距離の視線です。

遠距離からは部屋の中までは見えないからです。

望遠鏡などの道具までは考慮にいれません。

その遠距離まで考えると窓など設置できません。

望遠鏡などを使って他人の部屋をのぞこうとする人は異常者なので別の手段が必要だと考えられます。

窓の位置・種類

では人の視線を考えられるようになったら、次に人の視線を遮る事を考えます。

まずは窓の位置を変える事ですが、それでも難しい場合についてお話しします。

それは天窓地窓と言われる窓の取り付けです。

上下のどちらかまたは両方に窓をつける方法です。

通行人の視線と同じ位置に普通の窓をつけてしまうと、部屋の中が丸見えです。

なので通行人の視線位置から部屋が見えないような窓を入れます。

そして同時に外の景色の取入れも考えます。

天窓は視線を遮り、空の景色が見え、

地窓も視線を遮り、庭などの風景を見せます。

片方の窓だけでもいいですし、両方設置してもいいです。

ただし注意点が2つあります。

注意点

一つは天窓と地窓が付くところには、耐力壁が入りませんので壁量のバランスに注意する事

もう一つは、通行人の視線を避けたのに、隣のマンション視線から見えてしまうなど、別の視線が無いかを考える事です。

その様な視線がある場合には別の位置を考える様にしてください。

窓のガラスをすりガラスなどが見えない種類に変える手段もありあますが、景色が見えなくなるのでカーテンを閉めるのとあまり意味が変わらなくなります。

人の視線を遮る方法として垣根や塀、壁などで遮る方法もあります。

1階の窓なら垣根や塀などを使い視線を遮ります。

そうすると大きな窓を設置できます。

だだし塀などが近すぎて、かえって暗くならない様に注意して下さい。

もう一つの手段

2階の場合は、思い切って外壁を後退させる方法もあります。

部屋をバルコニーにするのです。

ぎりぎりまで部屋を作るよりは、1つの部屋分を外にして、そこから景色や光を取り込みます。

隣人からの視線は、壁でブロックできます。

景色や採光は、バルコニーから取り入れます

なかなか部屋を一つつぶす発想が出来ないものです。

しかし、この手法で部屋への景色や採光の取入れが各段アップします。

ルーフバルコニーでは洗濯物も干しやすくなります。

まとめ

マイホームを建てる時は、敷地内だけではなく、敷地外の視線を考える事

そしてその視線を遮り、景色が見える窓を考える。

または垣根や塀な、壁を使用して通行人の視線を遮ります。

おわり

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