第5~6話 お神様に選ばれた子供、金の紙飛行機?

『マネーの紙飛行機』

選ばれた子供は10歳位の男の子だ。

今は朝の6時、子供にしては早起きだな。

大きな屋敷に住んでいて苦労はなさそうな子である。

表情は明るい。

まずまずの合格点だ。

笑顔は生きる上で大切なことだ。

子供は起きてから、自分のいる2階の部屋から窓を開けた。

そしてその大きな窓から、紙飛行機がいくつも大きな庭に向かって飛んで行っている。

その光景は純粋無垢な子供の遊びだ。

のはずだった

子供が窓から次々と紙飛行機を飛ばしている。

飛んでいる紙飛行機が一万円札!

お札の紙飛行機を飛ばすなど、お金の天使である吾輩を不安にさせる要素しかない。

普通の子供にない不安感が泉のごとく湧き出てくる。

そしてお金の紙飛行機の日から1日後。

今日は日曜日。

こどもが一人で出かけるのを陰からついていく。

これでは天使ではなく、変質者のストーキングではないか…

もしくは誘拐犯か…

なぜ天使である吾輩がこんなことをしなければならないのか。

あの子供の行動が気になって仕方がないからである。

【第7話に続く】

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